卒公ブログリレー第11回

皆さんこんにちは、西田です。

前々回のブログでも言及されていましたが1週間インフルエンザでお休みさせていただいておりました。関係者各位には多大な迷惑をおかけしたかと思います。申し訳ありませんでした。頭から謝罪で始めてしまい恐縮ですが、反省の意味も込めまして役の方を頑張るのはもちろんのことブログもまじめに頑張ります。

 

さて、まじめに頑張るといった矢先に本当に申し訳ないのですが、今回サークル風景の写真を撮り忘れてしまいましたので明学小劇場のグループLINEにあった写真をここに出させていただきます。まず1枚目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。前回のサークルの写真らしいですね。お昼休憩にピザパーティーをしたのだそうです。僕はこの裏でこの上なくポカリスエット(大塚製薬)1.5リットルを飲んでいました。がぶがぶ飲んでいました。ちなみに僕が一番好きなスポーツドリンクはH₂O(アサヒ飲料)です。次。

はい。

 

 

 

では質問コーナー行きましょう。

「あなたの一番好きな本は?」

もうろうとする意識の中この質問を見たときからずっと考えてるんですが難しいですね。最近あまり読めてませんしそもそも読んでいるといえるほど数読んでいないのですが、好きな作品はたくさんあります。昔は海堂尊や山田悠介、東野圭吾なんかの最近の有名な人を読みふけってましたし、星新一や筒井康隆のSFは大好きで自分で何か書くとき確実に影響受けてますしというかそもそもH・G・ウェルズの「タイム・マシン」とか古典SF系大好きですし。森見登美彦や西尾維新は高二病にクリティカルヒットしました。(オタク特有の早口)

 

こう改めてみると明らかに偏ってますね。もっと幅広く見なきゃなぁ。考えれば考えるほどに難しい……もうクトゥルフTRPGのルールブックでいいんじゃないかな……?いや、前回のブログで長いのが来るぞって前振りがあるからもう少し書いてもいいはずだ。

 

もう思い出補正を加味しましょう。「手放したくない本」。それでも数作品残りますがあえて言えばこれ、宮部みゆき「 ブレイブ・ストーリー」。宮部みゆきといえば多くの作品がドラマや映画にもなってる有名ミステリー作家ですがこちらの作品、完全なるファンタジーです。

 

僕が小学生の頃アニメ映画になったんですが当時の僕は連れて行ってもらえず、図書室に司書さんが私物として置いていたこの本を手に取りました。こちら上下巻合わせて1000頁越えで超絶厚く、重い。それでも家にも学校にも持ち運んでおりましたね。

 

内容なんですがよくある夏のさわやかな少年ファンタジー、というのは映画だけの話で原作はえげつなくダークな内容です。不倫をして出ていった父親とその不倫相手の境遇的にも見た目的にもなそっくりさんを主人公が殺すとかね…学校図書館てたまにえげつないの置いてますよね。今思うとダークな内容の入る作品はこの時初めて読んだかもしれません。全編通してダークなんですけどやさしさや美しさもあり、清濁あわせた「人」がこの世界で生きていると感じれる作品です。僕はとても感動し気に入りました。夏休みの感想文もこれで書きました。その後学校バザーの時に「この本」が格安で売りに出されていまして、僕はすぐに購入しました。その時に司書さんが、「この本のことを大好きな人が買ってくれてよかったよ」と言ってくれたのを覚えています。そういうわけで僕は僕の当時の価値観を揺るがし新たな感動をくれたこの本の本当に最初に読んだ上下巻2冊を司書の先生から譲り受けることができたのでした。と、長くなりましたがこれを質問の回答といたします。

 

さて、最後に次の人への質問ですね。そうですねぇ、もう長かった学生生活も終わるわけですけど「一番面白かったもしくは印象的だった授業」って何でしょうか?次の人よろしくお願いします。