第7回 卒公ブログリレー

――明治学院大学明学小劇場、2017年度卒業公演ブログリレーの第7回、本日は『美味しい君の赦し方』にご出演の藤本悠希さん(4年生)に来て頂きました。

 

藤本悠希です。よろしくお願いします。

 

――先ずは前回の方からの質問から。質問は小熊さん(4年生)からの「ブラックマジシャン・ガールとマジシャンズ・ヴァルキリア、どっち派?」という質問です。あまりにも意味が無い質問なので返答は飛ばします。次のブログ担当は恐らく梅田さんだと思うのですが、どんな質問をされますか?

 

では、「明学小劇場の公演で1番印象に残っている公演は?」でお願いします。

 

――ちなみに藤本さんの中で1番印象に残っている公演はどの公演ですか?

 

自分で振っといてなんですけど「1番」って言われると困りますね(笑)んー……14年度の卒業公演ですかね。全9本のオムニバス公演で、1年生の時だったんですけど「お前卒業生か!」ってくらい色々演らせて頂きました。あそこで調子に乗った感はありますね(笑)そのあと諸方面から伸びた鼻をへし折って頂いたのも含めて、有り難かったし印象に残ってます。気を抜くと鼻が伸び出すので定期的にへし折っていきたいですね。あと、他にも色んな公演があるし各々違った意味で印象に残ってます。

 

――ありがとうございます。今回の卒業公演では樫和冥加さん(3年生)作・西田倖太朗さん(3年生)演出の短編『愛しき墓荒らし』と岩崎一麦さん(4年生)作・演出の長編『美味しい君の赦し方』の二本立てとなっていますが、どんな公演になりそうですか?

 

そうですね、バランスの良い2演目になっていて良いんじゃないですかね?両方の最初の字が「愛」と「美」ですからね。さぞかし愛に溢れた美しい公演になるんだろうなと思ってます(笑)でも『愛しき墓荒らし』の方だと役名「昨日の夕飯」とかありますからね(笑)なんじゃそりゃっていう(笑)

 

――今回はそれぞれの演目が2つ並んで公演名になっていて、公演全体のタイトルというものはありませんね。どのようにお決まりになったのでしょう?

 

たしか皆んなで決めましたね。良い言葉ですよね、「皆んなで決めた」(笑)誰も責任取らない感じ(笑)まぁ冗談は置いといて、その時 サークルにいた連中で「これが良いんじゃない?」ってなって。全体のタイトルもあったらあったで格好いいですけどね。14年度、15年度の卒業公演はオムニバス形式で演目が9本とか5本とかだったんで流石に全体のタイトル無いと不便だったんですけど、2本ならまぁ演目名2つをタイトルにしちゃっても間が持ちますよね。そう言えば今年度は新人公演も二本立てでしたね。今年度は二本立て公演が流行りなんですかね(笑)

 

――藤本さんは以前樫和さん作・西田さん演出の部内公演『冥土からの土産』に出演されてましたがその時と比べて如何ですか?

 

特に比べるってことも無いんですけど、『冥土~』も面白かったですね。割と稽古場でボンボン好き勝手アイデア出して、色々試してみて。自由に演らせて貰って良かったですね。別に自由だけが良いってわけではないと思いますけど。戯曲の世界観というか構造は近いんですかね?割とあり得ない物事を引っ張り出してきて、でも平然とバランス 取れちゃうっていう。まぁ今回のも戯曲が短くまとまってるので、あとはそこにキャストがどう切り込んで西田がどう演出するかですよね。楽しみにしてます。

 

 

 

 

 

――岩崎さんの作品ではオムニバス公演である14年度卒業公演『ぼくとわたしのエチュード』で『見ざる聞かざる言わざる』にご出演、 16年度の白金祭公演『いつか王子様が』では演出補助をされてましたが、今回初めて岩崎さんの作演出作品に出演されるとのことで、どのような心持ちでしょう?

 

麦(岩崎)の書く戯曲はファン多いですからね、怖いですよね(笑)『見ざる〜』の時は演出は当時4年生だった先輩が中心になってやって下さったので出来上がり方は結構別物なのかなって思ってます。戯曲も凄く好きでしたね。相手役の先輩から学ぶこともめちゃくちゃあったので凄く印象に残っています。『いつか〜』の時もキャストやりたかったっちゃかなりやりたかったんですけどね、まぁ、オーディションに落ちちゃったので……はい……(笑) ならば、ってことで演補をやらせてもらいました。自分は特にコレってことは出来なかったですけど、お客様からの評判が滅茶苦茶良かったのは嬉しかったですね。奴の作品、ギャグは切れてるし傷つく人も傷つける人も丁寧に描かれているしでやっぱりキャストは負荷が大きいですよね。一筋縄じゃいかないっていうか。やっぱりそこを乗り越えないと良い舞台にならないと思うので、頑張っています。

 

 

 

 

――それではブログリレー、もし藤本さんにもう一度回ってきたら今度は今回のキャストの方々について喋って頂きたいと思います。

 

 

稽古観察して頑張って喋ります(笑)

 

 聞き手:藤本悠希

 

 

 

明学小劇場2017年度卒業公演
 「美味しい君の赦し方」
作・演出  岩崎一麦
「愛しき墓荒らし」
作  樫和冥加 演出  西田倖太朗

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《日時》
2018年2月25日(日)
①開場  11:00     開演   11:30
②開場  14:00    開演   14:30

《場所》
明治学院大学白金キャンパス内
アートホール
《予約フォーム》
https://www.quartet-online.net/ticket/mayshow0225
☆全席自由席・無料