卒公ブログリレー第14回

おひさしぶりです。私のこと、覚えていますか?

…あ!そうです!そうです!そう!「脳みそぐちゅ芸人」おさむです!

皆さんとは、白金祭公演以来の再会となりますね。

今回私は、演出とファイェ役を務めております。

 

早速ですが、前回のブログ担当のささあえ!チュンの質問に答えていこうかしら、と思います。

 

さてさて、えーと、

 

「一番好きな映画は何ですか?」

 

ん~

 

わたしに映画の話を振ると、長いですよ☻

 

あのねぇ、「ロッキー・ホラー・ショー」が一番かもしれませんね。

一回目に見たときは意味が分からないけど引き込まれて、二回目に見るとそれぞれのキャラクターの輝きに目がくらみ、三回目に見るとどこかノスタルジックなロックのビートが身体を駆け巡り、四回目に見ると切なさにに打ちのめされます。

レンタルしたビデオを返したくない、と駄々をこねた作品でもあります。

父が、私がロッキーホラーショーにはまっているのを見て、私に内緒で映画のパンフレットをネットで購入してプレゼントしてくれました。そして、そのパンフレットの間にたまたま、公開当時の映画のチケットの半券が挟まれていて、二重にうれしかったんですよね。

この作品は「ロッキー」の「ホラーショー」ではなく、「ロッキーホラー(人名)」の「ショー」なので、怖いのが苦手な方でも安心してみていただけますので!ぜひ!

 

早いものでもう私の7年に及ぶ演劇生活もあと残り僅かとなりました。

何で演劇を始めたのか、それは今も謎のままです。でも、楽しかったことには間違いないと思います。今回の卒業公演も、大変なことはたくさんありましたが、毎日やらなければいけないことがあるっていいな、とも思いました。

 

先ほど映画の話をしましたが、映画も演劇もそれぞれの良さがあって、甲乙つけがたいものだと思います。ただ、自分が演劇作品に取り組む中で、舞台とスクリーンはいつも分断されているように思います。見せ方や、伝え方が違うのでそれは当然なのかもしれませんが、わたしはそこになんとなく違和感を感じていました。両方のいいところを組み合わせれば、もっとすごくなるんじゃないか、と考えていました。

 

前回の白金祭公演もそうですが、今回の卒業公演にも私が今までの人生で影響を受けてきた映画のオマージュのような部分があります。それは、演技に、はたまた音楽に、舞台上に、落とし込まれているかもしれません。映画好きの方は、ぜひそんなところも探しながら見ていただけると、より面白いかもしれません。

 

最後になりますが、「いつも通り」の壁を乗り越えるためにたくさん手を貸してくださった全スタッフさん、全キャストさん、本当にありがとうございます。

 

こんな時ではありますが、より多くの方に今回の作品を見ていただけることを願っております。

 

見に来てよね!!!

 

長々と失礼いたしました。「地獄芸人」改め「脳みそぐちゅ芸人」おさむでした!